ＲＬ１1１
二人の裸婦像（ラリック）
SOLD
ラリック工房の裸婦像です。ギリシャ神話をテーマにしたものと思われます。サテン調に仕上げたクリスタル・ガラスでできたラリックらしい立体感のある一品です。マーク・ラリック（ルネ・ラリック）の息子の時代（１９４５〜１９７７年）のものです。マーク・ラリックは父のルネ・ラリックの工房を１９４５年の没後に引き継ぎましたが、それまでのセミ・クリスタルをフル・クリスタルとしクリスタル・ラリックの技術を確立しました。そしてそのクリスタルの技術は孫のマリー・クロードラリックに引き継がれました。ちなみにマーク・ラリックのサインはLalique France（写真）と筆記体でスクラッチされていますが、マリー・クロードの時代のサインはLalique
h Franceと間にｈ（Rに見えます）が入っています。マーク・ラリックの時代のものはだんだんと少なくなってきており希少品です。裏にはCRISTAL LALIQUE PARIS MADE IN FRANCEと書かれたラベルが残っています。カケ、キズ、ヨゴレなどなくとてもきれいです。タテ５０、ヨコ６０ｍｍ、高さ１３０ｍｍ。状態（★★★★）
